魚の婚姻色とは?。 ここで視聴してください – 婚姻色とはどういう色ですか?

魚の婚姻色とは?
百科事典マイペディア 「婚姻色」の意味・わかりやすい解説

動物の繁殖期に現れる特有な体色。 魚類,両生類,爬虫(はちゅう)類によく発達し,ウグイ,タナゴなどでは腹部が鮮紅色になり,トカゲは腹部が赤みを帯びる。 わずかの例外を除けば雄のみに現れ,精巣からの雄性ホルモンに原因する。 追星(おいぼし)もこの一種。今回は、夏に婚姻色が出る種類のなかで、但馬に広く分布するオイカワとカワムツを紹介します。

  • オイカワ コイ目 コイ科
  • オスはこのような婚姻色になります。
  • エメラルドグリーンにピンクの筋模様が入っています。
  • カワムツ コイ目 コイ科
  • カワムツもオスが婚姻色になります。
  • 下あごから腹部にかけて赤くなります。

ウグイは5~6月に産卵期を迎え、婚姻色と呼ばれるオレンジ色や黒色に発色する。 道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭市)によると、中流部の小砂利に産み付けられた卵はふ化後、10センチほどに成長すると、下流や海まで旅立っていく。

そのため魚のオスには繁殖の時期になると体の色を変化させてメスにアピールする種類があるのですが、オイカワもその一種です。 変化した体色を“婚姻色(こんいんしょく)”といい、オイカワはこの婚姻色が特にキレイな魚です。 夏を中心に暑い時期にしか見ることができないその色合いは「川の宝石」とも呼ばれるほど。

「婚姻色」の読み方は?

こんいん‐しょく【婚姻色】

動物の繁殖期にだけ現れる体色。 魚類・両生類・爬虫 (はちゅう) 類などにみられ、広くは鳥類のものも含めていう。 ふつう、雄に顕著。

イトヨの婚姻色は何色ですか?

4) イトヨの繁殖行動

イトヨは繁殖期になると、雄は口先からえら蓋および腹面にかけてが赤く、かつ体側部が鮮やかな青色になる。 この 婚姻色 こんいんしょく を帯びた雄はナワバりを形成しつつ、水底に巣を作る。 そこに雌を誘導し産卵をさせる。ほとんどの魚は“赤を感知できない”と判明!

つまり、“海水魚は青色と緑色が見やすく、赤色を認識する種はごく少数”ということです。 ちなみに、赤色は水中でもっとも減退する色(一番先に消える色)としても知られています。 ただし、淡水魚は海水魚よりも赤を認識するそうです。

オスが成熟すると体の色が赤く変ります。 このことを「婚姻色」(こんいんしょく)と呼びます。 また、産卵に参加すると疲れて肉質がぼろぼろになり、食べてもおいしくなくなります。 この状態を「サビ」といいます。

オイカワ 婚姻色 いつから?

雄は繁殖期である春から夏にかけてトップ写真のような青緑色や朱紅色を中心としたど派手な婚姻色を帯び、大変美しくなる。5~8月の産卵期には、雄に青緑色と赤桃色の婚姻色が現れる。 ヤマベ、ハエ、ハヤとよばれ、釣りの対象魚。サギ類の繁殖期にあたる春~初夏にかけての短い期間に、サギ類の皮膚が露出している部分は「婚姻色(こんいんしょく)」と呼ばれる色に変化します。 コサギは、眼先や虹彩の色、脚の色が変化します。 この変化は交尾前後のごく短い期間しか見られません。

まとめると、場所や天気、水質などに関わりなく、普遍的に魚に好まれる色は、「赤」「黄」「オレンジ」「白」「ベージュ」で、それに「金属光沢」「透明」という要素を加えたものということになります。

魚は、網膜の黄斑にある円錐体細胞の働きによって、色を識別することが出来るそうです。 この円錐体細胞が発達した魚には色覚、つまり色を見分ける能力ががあるのですが、発達していない魚は、ひとつの色だけしか見えなかったり、それが2色だけだったり、まったく識別できない色盲の魚など様々なんだそうです。

魚が生息する海水には青緑色が豊富であり、魚の眼も背景色の青緑色より少しはずれた波長の光に良く反応するように進化しています。 これは、海水の青緑色を背景色にした時に、餌とコントラストを明瞭にして、餌を見つけやすくする為だと考えられています。

サクラマスの婚姻色は何色ですか?

体が桜色に染まると近づく産卵期

サクラマスという名前は、産卵期が近づくと魚体が婚姻色(成魚が繁殖期にのみ示す平常と違う体色)の桜色になることに由来します。 海に降りる前のサクラマスの幼魚と河川で一生を過ごすものをヤマメ(北海道ではヤマベ)と呼びます。

婚姻色が出ていないときは、普通の銀白色の地味な魚です。 オイカワは婚姻色と同時に顔に「追星(おいぼし)」と呼ばれるぶつぶつが出ます。 この追星が出ている個体は強い縄張り意識を持っているといわれています。いずれにしても、魚は青緑色に敏感ですので、こうした意味では、青緑色以外、特に赤橙色系の波長に反応が見られないことが明らかです。 (※科学的にも網の色が赤、橙、黄、緑、青の順で魚に気づかれにくいことを報告した研究例もあります。) チヌが好む沿岸域や河口域では、比較的波長の長い光、すなわち赤橙系の色が豊富です。