先進医療特約。 ここで視聴してください – 先進医療特約でいくらもらえる?

先進医療特約
上限金額 先進医療特約は、かかった技術料と同額を保障するものですが、通算で1,000万円あるいは2,000万円まで等と保険会社によって異なる上限金額が定められており、受取った給付金が上限金額まで達すると特約は消滅します。先進医療特約とは、先進医療による療養を受けたときの費用負担に備えられる特約で、医療保険やがん保険に特約として付加するものです。先進医療の技術料は公的医療保険の対象外で、全額自己負担になります。 その他の診察料、検査料、投薬料、入院料などは公的医療保険が適用されます。 ・厚生労働省に届け出た医療機関以外で先進医療と同様の治療・手術などを受けても先進医療とは認められません。

一方で、厚生労働省が公表している「令和3年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」によると、先進医療を受けた人の数は5,843人でした。 計算すると、入院する人のうち先進医療を受ける人の割合は約0.5%程度です。

先進医療は全額自己負担ですか?

1.「先進医療に係る費用」は、患者が全額自己負担することになります。 「先進医療に係る費用」は、医療の種類や病院によって異なります。

先進医療で高額なランキングは?

先進医療の費用と実施状況

順位 先進医療技術名 1件あたりの自己負担金(平均の技術料)*1
1 周術期デュルバルマブ静脈内投与療法 568万6,808円
2 自己軟骨細胞シートによる軟骨再生治療 404万5,186円
3 抗腫瘍自己リンパ球移入療法 子宮頸がん 381万2,354円
4 重粒子線治療*3 316万2,781円

先進医療とは、高度な医療技術を用いた治療やその他療養のうち、公的医療保険が適用されないが、一般の保険診療との併用が認められているものを指します。

先進医療が適用される病気は、がんをはじめとして、白内障、子宮腺筋症、頭蓋・顔面または頸部の変形性疾患、閉そく性動脈硬化症またはバージャー病、家族性アルツハイマー病などさまざまです。

先進医療にかかる自己負担額は?

「先進医療に係る費用」については全額自己負担

2.「先進医療に係る費用」以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われます。 つまり、一般保険診療と共通する部分は保険給付されるため、各健康保険制度における一部負担金を支払うこととなります。令和4年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告をもとに、主な先進医療Aの技術について1件あたりの費用を計算すると、がんの治療に用いられる陽子線治療は約265万円、重粒子線治療は約316万円、高波切周除器を用いた子宮腺筋症核出術は約30万円と、技術によってもさまざまです。厚生労働省「令和3年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」(2021年12月)によると、2020年7月~2021年6月に実施された先進医療費用の総額は、約61.9億円でした。 全患者数は5,843人で、1人あたりの平均金額に換算すると約105.9万円ということになります。

実際に最も実施件数が多い先進医療は、白内障の手術で実施される「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」で、年間で9,877件実施されています。 白内障の治療では、濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを入れる手術が行われます。

厚生労働省「令和3年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」(2021年12月)によると、2020年7月~2021年6月に実施された先進医療費用の総額は、約61.9億円でした。 全患者数は5,843人で、1人あたりの平均金額に換算すると約105.9万円ということになります。

先進医療で受けられる治療の種類は入れ替わる

各技術の概要は厚生労働省のWebサイトで公開されています。 先進医療が適用される病気は、がんをはじめとして、白内障、子宮腺筋症、頭蓋・顔面または頸部の変形性疾患、閉そく性動脈硬化症またはバージャー病、家族性アルツハイマー病などさまざまです。

癌は先進医療ですか?

病気の治療法にはさまざまな種類があり、そのなかに先進医療を用いた治療があります。 先進医療として厚生労働省に認められているものには、がんをはじめ、子宮腺筋症やアルツハイマー病の遺伝子診断など、さまざまな病気の治療に適応する技術があります。

入院治療での医療費が総額100万円だった場合、治療や投薬に関する部分は3割負担です。 一方、差額ベッド代や入院中の病院食は全額自己負担になります。 なお、入院中の病院食は、厚生労働省により一食あたり460円(一般の場合)と決められています。先進医療にかかる費用は医療技術によって異なりますが、厚生労働省が発表したデータによると、がん治療に用いられる「陽子線治療」の平均治療費は約265万円、「重粒子線治療」の平均治療費は約316万円となっています。