バイクバッテリー充電時間。 ここで視聴してください – バイクのバッテリーの充電にかかる時間は?
1) 開放式バッテリーの充電
回路電圧(V) | 充電時間の目安 |
---|---|
12.4 | 4時間以内 |
12.3 | 6時間以内 |
12.2 | 8時間以内 |
12.1 | 10時間以内 |
100%近くまでの充電完了時間は、およそ12時間です。 ただし、充電を開始したときの車の状態によって、充電完了時間は変動します。 セルモーターは動くけれどエンジンが始動しないときは、およそ8時間。 エンジンも始動させられるけれどセルモーターの動きが弱いときは、およそ6時間です。まず、バイクのバッテリーは、内蔵されているオルタネーター(発電機)によって、走行中に充電される仕組みです。 多くのバッテリーは、約30分の走行で充電されるといわれています(時速60kmで約30kmの走行を想定した場合)。
バイクや車のバッテリーは12Vと思われがちですが、実際には12V以上の電圧があります。 満充電時に充電器に13Vの表示がある場合がありますが、異常ではありません。 目安ではありますが、バイク用バッテリーの場合12.4Vあれば良好、12.2Vを下回るとかなり弱っているといえます。
バイクのバッテリーは走りながら充電できますか?
前述のように、バイクのバッテリーは走行中に充電することが可能です。 バイクにはオルタネーター(発電機)が内蔵されており、エンジンの回転を交流電気に変換しています。 その電気をレギュレーターによって直流電気に換え、バッテリーに充電しているので、走行中は常に充電器につながれているのと同じ状態だと考えて良いでしょう。
バイクのバッテリーは充電した方がいいですか?
バイクを運転することでバッテリーは充電されるので、月に数回バイクに乗っている方は基本的に充電する必要はありません。 一方で、たまにしかバイクに乗らない方はバッテリー上がりのリスクがあります。 目安として1~2ヶ月程度、バイクに乗らなかった場合は充電するようにしましょう。したがって、出力50kWの急速充電器を利用した場合でも、30分の充電量は最大で15kWh程度が目安です。 また、バッテリー残量が50%を超えると充電出力が制御されます。 そのため、出力30kW以上の急速充電器を利用して、おおむね30分間で10〜12kWh程度が充電可能な電力量の目安と言えるでしょう。
バッテリーが上がった時にやってはいけないことは、主に以下の3つです。
- 長時間の放置
- 無理に直そうとする
- 充電直後に電装品を使う
バイクのバッテリーは走れば充電される?
バイクのバッテリーを充電するのに必要な走行距離・時間は? バイクのバッテリーを充電するのに必要な走行時間は約30分、時速60㎞で換算すると、約30㎞走行すれば充電されると言われています。開放式の場合、過充電してしまうとバッテリー液が減少してしまい、水素ガスが発生します。 バッテリーの劣化も困りますが、引火や爆発などの重大な事故に発展する可能性もあるので、十分に注意しましょう。 一方、密閉式は過充電に弱いので、開放式よりも劣化が著しくなる可能性があります。しかし、バイクのバッテリー劣化の兆候が出てきている場合、1ヶ月の間にバッテリーが自然放電して、セルモーターを回すだけの電力が失われてしまうことがある。 こうなるとエンジンの再始動できなくなってしまうので、押しがけをするか、バッテリーの充電や交換が必要となる。
アイドリング状態で充電できる? 車を停車させてエンジンをかけたままにする「アイドリング状態」でも充電はできます。 しかし発電量が少ないため、エアコンなどがついていると消費電力の方が多くなり、充電ができないどころかバッテリー上がりの原因になります。
前兆なく突然? バイクバッテリー切れで弱っている症状
- セルでエンジン始動ができない(セルの回転が止まる)。
- キックでエンジン始動ができない。
- ヘッドライトやウィンカーの光が弱い。
- アイドリングが不安定になる。
3) 充電電流・充電時間の目安
比重値(20℃) | 充電状態 | 充電時間目安 (普通充電) |
---|---|---|
1.240 | 75% | 3時間 |
1.200 | 50% | 6時間 |
1.160 | 25% | 9時間 |
1.120 | 0% | 12時間 |
急速充電のマナーは?
- 急速充電にはさまざまなマナーがあります。
- 一般的な急速充電設備では、1回の上限時間は30分に設定されていますが、次に充電 を待っている人がいるときは、上限まで充電するのではなく、必要な分だけ充電して、次の 人に交代してあげることもマナーのひとつです。
寿命や内部故障以外の理由でのバッテリーあがりの場合は、充電すれば再使用できるケースが多いですがバッテリーは一度あがってしまうと、充電しても以前の性能は発揮できませんので、2年以上ご使用になったバッテリーの場合は交換をお奨めします。トラブル1「バッテリー上がりや寿命を縮める恐れがある」 エンジンをかけていれば、逐次充電されているためバッテリーは上がらないと考えるのは早計です。 車のエンジンによって発電できる量を超える電気を車内で使用していると、バッテリーは上がってしまうからです。 これらが複数重なると、その分バッテリーは消耗してしまいます。